立春に大寒波

大雪? 氷点下…

寒冷時代に突入です。

この時代はシベリアタイガーが何故、存在するのか?

彼らは、氷河期の前、シベリアは温暖な亜熱帯だった時代の名残です。

虎がいきなり、遺伝子の変化なんか起さない。

適応して、寒冷地で生き抜けられるように、

ガラパゴス島のゾウガメのように環境に適応しただけのことです。

人間だって環境に適応しているように見えるだけで遺伝子が変化したなんて事は

無いです。

最近、コンサルを引き受けた女性の方の日常をお聞きすると…

毎日瞬間瞬間、誰かの為に過ごしていらっしゃるのです。

それはお聞きするだけでも驚きの過密スケジュールです。

私はDr.Jonesのメソッドを提供する前に

どうしても、体質改善のためにお聞きせねばならない事を

項目ごとに質問シートをお送りしたのですが、

どの項目も、その方が疲労の果てに引き起こしてしまった

身体の不都合な真実を物語っていました。

多くの医院を転々とされて、最後には強烈なステロイド剤を処方され

それがどうしても耐えられずに、ある方の紹介で来られたのです、

が、最初にお聞きしたのは、

「きちんとした食事療法の指導はどの医院で受けられましたか?」と

質問させていただきました。

かえって来た返事は

「????どこからもそれはありません」というものでした。

もう、それ以上、今までの医院での処方をお伺いする必要はありませんでした。

どういうことかは、もうおわかりですよね?

食事療法はそれだけ、日々の身体を作り込むのに重要なスキルです。

その、クライアントに食事リストをお渡しした瞬間、

どん引き!!!!でした。

「これでは日常生活が送れません」と言う事でした。

もっともな感想です。

私だって、いきなりその食事療法が出来るなら、何も6ヶ月もの

コンサルをする必要はありません。

ですので、千里の道も一歩からとは昔の人はよくいったもので、

今の私には当たり前の食品リスト、

その方の半年後を楽しみに替えて行っていただきます。

遺伝子の変化では無く、その前の生活習慣の変化→その後エピジェネティックスへ

幸いだったのはその方が、ステロイド漬けになる前に出会えたことです。

ステロイドが決して悪いわけではありません。

「漬け」にするしか、方法を示せない今の医療現場の現実が悲しいだけです。

そして、そんな事実を知らずにステロイド漬けになっていくしか方法が

無いと、諦めてしまう方の多さに…

今の医療現場の構造的なむなしさを感じます。

心ある医師は大勢います。

私の周りには大勢います、なのに健康になることを伝えるスキルを持つ医師が

皆無であることです。

医療は闘病中の方にとっては「一筋の光明」なのに現実は「快方に向かわない」

まるで、立春が来たと喜んだのもつかの間、大寒波に襲われるようなものです。

だから大切なのは「Social intelligence」

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