マヨネーズです。
マヨネーズは
- お酢(醸造酢)
- 有精卵の黄味
- 油(遺伝子組み換えで無い植物の)
を混ぜて作られます。
卵は殻を割っておいておくと腐ります。
醸造酢はあらゆる酵素の働きを
抑制してしまいます。
(動物油脂はその生き物が死んで
解体されて初めて自然界に露出してきます)
つまり、マヨネーズは美味しさや目的を
求める場合は、
鮮度が重要視され、
保存においては厳格な
管理が求められる加工食品です。
しかも、使用する食材は基準を
維持するとなればとても高額になり、
しかも栄養的には高カロリーです。
一般のスーパーに並べるには
高額すぎ、加工商品としても
日持ちのしない食品になります。
ここまでが前提条件です。
以下がメーカーに与えられた条件。
- 簡単に
- 腐らず
- 美味しく、
- 安く
- 誰でも手に入れる
スーパーに並べるには?
答え。
食品メーカーの研究室で用意します。
材料は
- 水
- 椰子油
- 酢酸(アルコール系)
- レシチン(ポリグリセリン)
- 着色料(黄色)
- 香料
カロリーハーフのものが必要?
はい、用意します。
- 水を増量
- 椰子油
- 水素ガス
- 乳化剤
- 増粘多糖類をプラスします。
簡単です。
マヨネーズを構成するエッセンスを
化学的な手法で化学薬品を駆使することで
擬似食品が生み出されていきます。
自然のものが良いのか?
加工食品が良いのか?
選択するのがどちらかは
あくまでも自由です。