そうです、健康診断の血液検査って何がどうなのかが分りにくい分だけ気になりますよね?
その代表的なのが以下の3点
中性脂肪、血糖値、肝臓その3大気になる項目について一回ずつ書いていきます。
中性脂肪って?
加水分解するとグリセリン1分子と脂肪酸1~3分子を生じる脂質。脂肪酸が3本、グリセロールと呼ばれる物質で束ねられた構造をしており、中性を示すことから、この名で呼ばれています。
動物(肉や魚)では脂肪組織として皮下や臓器の表面などに存在し、体脂肪の大部分を占める物質で、単に脂肪とも呼ばれます。植物では主として種子に蓄積しています。生体のエネルギーの貯蔵源。単純脂質に属します。
:高脂血症のうち、とくにVLDL:リポタンパク質(リポたんぱくしつ、英語: Lipoprotein)は、脂質が血漿中に存在するありさまのことです。
VLDLは脂質とアポタンパク質(複合タンパク質のタンパク質部分)が結合したものです。
(超低比重リポ蛋白:脂質とアポタンパク質が結合したもの)と呼ばれる成分が高い値を示すタイプ(IV型高脂血症=脂質異常症)のこと。
とくに多いのは男性でアルコールの多飲が引き金となるものです。
注:IVは結構、重要な要素「予想変動率ともいい、将来の予想・見積りに基づいて算出されたボラティリティである。
将来の予想値を用いるため、理論値を計算する方法は無いが、一般的にはオプションのプレミアムから逆算して算出される。
他にも、肥満や糖尿病の方にも脂質異常症は多くみられます。また、このタイプの高脂血症の方では、脂肪肝が高率に合併しているのも特徴とされ、メタボリックシンドロームの診断基準にも盛りこまれています。
必須脂肪酸
人体内で生合成されないため、食物から摂取しなければならない脂肪酸。
リノール酸・リノレン酸・アラキドン酸をさしています。植物油に豊富に含まれています。
欠乏すると発育不全、皮膚の角化、脱毛、腎障害などを起こすことが知られています。
不可欠脂肪酸。
脂肪
脂肪酸とグリセリンのエステル(油脂)のうち、常温で固体のもの。生物体に含まれる。
動物では、皮下・筋肉・肝臓などに貯蔵され、エネルギー源となる。
よくある「 〇〇太り」 「豚肉には〇〇分が多い」 → 油脂 ・中性脂肪と言う事になります。
ここで何度も出てくる「脂肪酸」について少し触れておきます。
平たく言うと、(生体内のエネルギーを作り出す)や(組織の成長に用いられる)脂肪の主成分のことを言います。
つまり、エネルギーの最大原材料です。
では、気になる点は
HDL・LDLについて書いていきます。
参照:http://jals.gr.jp/result/2010_74_1346-56.html
(多分、もうお手上げって言うくらいにややこしいですね)でも、あと少し、お付き合い下さいね、最後に、簡単なテストのリンクを張ってあります。
LDL:一般的に悪玉コレステロール
そもそも、体内に最初から悪玉は存在しません。
なのに悪玉扱いされる理由は、体内で直ぐに働く環境がなくなるからです。
一番の働く理由は、血管の傷を修復するための材料となります。あるいは様々な内分泌から放出されるホルモンの原材料でもあります。
但し、その量はほんの少しで良いのですが、最近の私たちの食生活では、材料そのものが大量に供給されてしまっていて、血管修復やホルモン生産用よりも、あふれたコレステロールをどう処理するかに困っているのが現状です。
かたや、善玉扱いされているのがHDLコレステロール、これは血管や臓器に溜まりつつある余剰なコレステロールを回収します。
LDLコレステロールは小型化すると血管壁に吸収されやすくなり、血栓をつくり心筋梗塞のリスクを高めるので「超悪玉」と呼ばれます。そして質が悪いのは、LDLが酸化・変性・糖化することによってLDL受容体への親和性を失う(酸化LDL)
中性脂肪が増えると、小型LDLコレステロールも増える傾向がみられます。
リポタンパク質サブクラス測定の重要性
貴方の今後のリスクを簡単に予測できるテストのリンクを張っておきます。