寒さが睡魔を引き寄せます。
男性は筋肉量が女性より多いので早々簡単に冷え性にはなりにくいのですが
それでも、毛細血管の再生が遅くなっていたり、毛細血管に
負荷が以上にかかりすぎる場合に起ります。
どこが冷えるのか?
ここで言う毛細血管とは手足、指先、耳たぶ、眼球のことです。
目がかすんだり、指先が冷たくなったり、
肝は、案外気がつかない耳たぶの冷え、
耳たぶをマッサージすると血行が改善されたりするので
眼球の疲れが取れたり、頭頂部の血行が良くなったりして
すっきり度合いが変ります。
その方法がシンプルではあるものの毛細血管としては
ほんのちょっとの刺激ですが一気に活気を取り戻します。
違いはあるのか?
大きな筋肉には毛細血管の束と筋肉という繊維の束が複雑に重なり合って
構成されています。
筋肉という繊維の束はちょこちょこ刺激を受けることで
繊維間の神経にホルモンが働きかけられて、血管内に老廃物や
酸素の供給が行われたり様々な活動が行われます。
酸素の供給によ血液のイオン化によって代謝が促進され
代謝熱が上昇します。
グリコーゲンとして保存されていた糖質や脂質が消費され
活動量を上げます。
ちょこちょこ動かない男子は筋肉の量が多い分だけ
動けば熱量が増え、動かないことによってどんどん冷えが進みます。
簡単な事ですが筋肉を持つと言うことは動かなくなると
すぐさま、代謝が落ち、筋肉から脂質(エネルギー温存状態)へと
変化します。
筋肉が存在する事は=冷えが起る可能性が高まるというリスクを
抱えていると言うことです。
男性と女性に違いがあると言うこと?
男性は女性以上に筋肉量が多い分、冷え症も抱えやすいと言えます。
女性の冷えは男性とは違い、リンパに溜まった体液の増加による
浮腫みからくる冷えです。
男性の冷えと女性の冷えは種類が違うと言うことをあらかじめ理解した上で
女性は女性なりの、男性は男性なりの冷え対策が必要になります。
同じ生物で同じ人間でありながら…
感じる冷えには大きな構造上の違いが影響します。
結果が変る…
さて、どう変るのかというと、
構造的に、筋肉量が少ない女性は指先への刺激を継続的に行うことで
毛細血管が刺激され続け、先端から心臓部への逆流血液への刺激が起る
このことが筋繊維の温存と血管が急激な圧力にさらされることがないために
血圧サージにさらされることなく血流を維持できる。
筋肉量が女性よりも多い男性の場合は少少負荷がかかる運動を行うことが
血流の維持がなされ、健康な血圧を維持できます。
継続を怠った場合、健康な血流と体液の流動性を失い
健康状態の悪化を起します。
その一番のサインが「冷え」として感じます。
如何ですか?あなたは「冷え」を抱えていませんか?