血糖値・ぐるぐるサイクル

どういうこと?

高血糖の原因

ちょっと意味を細かくかくと、食べ過ぎ、甘いもの(ジュース・菓子)摂取による

余った糖が血液中に停滞し必要以上に糖の濃度(血糖値)が高まった状態、

それは「高血糖」になっている可能性があります。

また痩せは、栄養不良や慢性進行性疾患

などで生じることがあります。

グルグルになる原因

低血糖の症状で分りやすいものが下の2点。

1:集中できなかったり、

2:いつもしていることに時間がかかってしまう

この状態が実は次の高血糖を起こす要因にも

なってしまいます。

あれっと思ったら、一度、血糖値を測り確認をしてみましょう。

血糖値の上下がどれほど様々な生活の中の

事象に相互影響を及ぼし合って、一層絡み合った現象が身体に現れるかと言う事を

書いていきます。

恐ろしい産物

高血糖が生体のタンパク質を非酵素的に糖化させタンパク質本来の機能を

損うことによって障害が発生する。

余った糖と体内のたんぱく質が結びつく「糖化」、

この「糖化」による影響は、例えば血管の主要構成成分である

コラーゲンや水晶体蛋白クリスタリンなど寿命の長いタンパク質ほど

大きな影響を受けます。

糖化反応により生じたフリーラジカル等で酸化ストレスも増大させます。

血糖値上昇に伴う「酸化ストレス」や「炎症」、そして高血圧や脂質異常、肥満……

これらの影響が複雑に絡み合い、全身のさまざまな場所に悪影響を及ぼします。

この悪影響とは…

高血糖がジワジワと体にダメージを与え続けていても、多くの場合、

すぐに症状が現れるわけではありません。

それはなぜでしょうか?

上がった血糖値は、膵臓から分泌される「インスリン」というホルモンによって

速やかに下げられます。

インスリンの分泌量が足りなくなったり、インス リンの効き目が悪くなる

(インスリン抵抗性が高まる)と糖尿病を発症しますが、膵臓は

ギリギリまで音をあげない「沈黙の臓器」、糖尿病を発症する10年以上も前から

機能低下が始まっているにもかかわらず、がんばって働いてくれます。

糖尿病の典型的な症状とされる口渇、多飲、多尿、体重減少が見られるころには

もはや膵臓は正常時の半分程度しか働いていないと考えられます。

しかも失われた機能を取り戻すのは、なかなか難しい――。

これが「糖尿病は治らない病気」と言われるゆえんです。

症状が出てからでは遅いのです。

人種による違い

下図は意外な情報?

知ってていいと思います。

実は私たち日本人の多くは、

インスリンを分泌して、糖を処理し

太ることで対処できる白人に比べると

高血糖のダメージを受けやすい体質を持っている

といえそうです。

白人に比べてインスリンの分泌力が低い、

つまり、糖を処理する力が弱いと考えられます。

行えば結果が変る対策

こんな特徴をしっかり意識して

1:寝る前に食事をしない

理由は、

血液中に取り込まれた糖が

使われないままになる。

食後高血糖がある人は死亡リスクが、

なんと、約1.5~3倍に跳ね上がることが

大規模な疫学研究で明らかになっています

(※1)。※1 Lancet. 1999 Aug 21;354(9179):617-21

Diabetologia. 2004 Mar;47(3):385-94

で、未だ未だありますが、今日は

寝る前に食事をしない、です。

次回、書いていきます。

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