中身を定義するのは面倒な手順がいる。
何故なら、それぞれの定義が違う事をつまびらかにして
再定義が必要だからです。
今日ここで私がかく、中身は「血液」のことです。
何故、血液なのか?
そう、血液なのです。
この血液は、内容にタンパク質や脂質、ビタミン、水を含みながら
体中を移動する川のようなものと仮定します。
ヴェニスの水路のようなもの…
その水路には様々な働きがあるのです。
その川や水路を維持するにはそれなりに手入れも
しなければいけないですし、見回りもしなければならないのです。
(そういう社会、都市のインフラを整備する予算と技術と人員が最低限必要です)
ただ船の形や大きさ次第では水路に船がぶつかったり、こすったりと
様々なトラブルを起しかねません。
その水路の中を流れる船の形が整っていればいるほど
綺麗に荷物も人も資材も船自体も移動させることが出来ます。
その、船や人が元気であったり、素晴らしい商品の場合、
船は綺麗に飾り立てられたり、清掃されていたり…
様々な様子の変化がおこる。
このたとえ話とほぼ同じなのが血管と赤血球、白血球、血小板といった
血液の中身の質が全てを牛耳っていると言う事に置き換えてみて下さい。
何をどう頑張ろうとも赤血球の寿命は90日、
こわれた赤血球が処理されるまでに90日かかるのです。
中身が入れ替わるのには3ヶ月から4ヶ月かかるのです。
中身が変らなければ、質は向上しませんし、何にも変りません。
ここは、船を壊さないようにこぎ手の技術も必要です。
これは、どのように置き換えられるのか?
そう、その技術こそ、私たち一人一人の
「Social intelligence」の力です。
如何でしょうか?
知っているか否かだけのことです。
けれど、その情報は玉石混淆の時代を迎えています。
その理由は情報がインターネットの出現で錯綜することが
可能な社会インフラが整ってきたからです。
私の情報が絶対ということはありませんし、
これしかないというわけでもありません。
知っていただきたいのは、知識と実践とその結果の再現性が
高いものがより、現実の人に当てはまる情報だと考えています。
再現性…高額の投資をする場合は必ずチェックするポイントです。
理由は自分に正しい見極めの力が無いと
何らかの産業の「ターゲット」にされていくからです。
それは単純に「Social intelligence」の欠落や希薄さがもたらします。
私たちは何らかの産業構造の中で生きています。
医療の現場は今では医療産業という冠を頂いています。
産業と名前がついているので経済機構の一部を担うものです。
その一部に組み込まれていくことがどういうことかを先日の
「黒のコート」に記載しておきました。