ナチュラルメディスン

20年ほど前に初めて読みました。

アンドリューワイル氏の

書物だったと思います。

人は何故治るのか?という

サブタイトルがつけられていました。

恥ずかしながら、むさぼり読んだ

にもかかわらず、記憶しているのは

人は、治ると言う事実と西洋医学の

考え方とは全く違うコンセプトで

自然療法の要素が強く、

まずは自然の植物、次に薬草、

エセンシャルオイルやエッセンシャル

そのものでほとんどの「原因」と「症状」は

寛解するというものでした。

何がどうでは無く、

元に戻れると言うものでした。

今なら、理解も進んではいますが

自分の中に寛解という言葉の

定義が無かった、

未だ未だ人智が優先した価値観の中に

いました。

そして、私はサプリメントや機能性補助食品が

大切だと思っていましたし、

それらのもので、身体も元気になり

仕事もなんとかこなせていました。

本当の健康体を

経験したことが無い人間って

怖いくらいに少し良くなっただけで

健康になったと思い込めるんだなー…

今思うと、滑稽ですが。

さて、大切な事、私たちは

否、私は多分、人工物では無く、

この自然界というサイクルの中での

有機体です。

水を飲まなければ干からび、

食べ物を食べなければやせこけ、

太陽光を浴びなければ盲目になり、

およそ生きているとは言えないと思います。

死んだ後、放置されれば、腐乱死体です。

でも、地面の上か、地中に置かれると

腐乱よりも早く土に帰って行くと思います。

間違いなく、土に帰ります。

その、有機体の生物が口にする食べ物は

何が一番良いのか?

資本主義社会の言い方で表すと、

効率の良い食べ物は?

という問いになります。

食べて直ぐに私に必要なアミノ酸に

変化してくれる食べ物…

お気づきの方もいるかも知れません、極論です。

そう「人肉」です。

飲むスムージーとして確実に速効生のあるものは

そう「生血」です。

ぞっとしますか?

言葉のロジックだけで言うとまさに、

共食いが最強の「効率的」

なのです。

それを繰り返していた時代があります。

ネアンデルタール人の時代です。

彼らはどこかで途切れましたね

それ以降もあったはずですし、

未だ知られていない霊長類人間部族の中には

残っているかも知れません、

事実です。

その結果どんな末路が待っているのか?

BSE問題で世界中が巻き込まれました。

プリオンタンパクによる脳の破壊です。

ヨーロッパには眠れなくなって

やがて死んでいく一族がいるようです。

効率はその瞬間は素晴らしい結果を

もたらしますが、長くは続かない。

地上動物で象はかなり、大型の生物ですが

植物を主食にします。

長命です。

海洋生物のジンベイザメは大型ですが

主食はプランクトン

大型動物で効率を追求しないものは

健康で長命である切符を手に入れている

と言える事実です。

私が食べて、死ぬその時まで

普通にいてられるためには

生きた植物を主食にすると言う

事かも知れないと思った次第です。

取れたて野菜。

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