「OH!!」
この表現、一体何なんだ?なんて思ってもいません。
普通は英語表現の一種で「おー!!」だと思っていました。
それが、この二日、北朝鮮の建国記念日のNEWSが流れるなかで
水素爆弾の話が耳に入り、水素がやたらに残りました。
もう一度、調べなおして記事にすることにしました。
水素は「H」原子記号、第一番の原子です。
原子は中心に原子核と電子から構成されています。
通常、水素原子は原子核を中心に軌道上に1個の陽子と1個の電子を持ち、対電し安定しています。
体内で瞬間瞬間起る核融合反応が起こるときに電子偏移が起り、電子が軌道を離れて不対電子になっているものがあります。
この状態をイオン化と言います。
不安定な状況:安定化に向かおうとする状況をフリーラジカルと言います。
OHって?
活性酸素と言われるものの正体について。
酸素は周期律表では第 VI 族に属し、原子番号は8 、つまり8 個の電子をもっています。
通常、電子は2個が対になって存在していますが、対にならず 1 つだけ離れて存在する場合があります。これがフリーラジカルな状態の酸素(活性酸素)です。
酸素は生体内に取り込まれた時点で、次々に他の物質から電子を奪い、より反応性に富む不安定な化学種に変化していきます。
酸素はラジカルを 2 つもっていて、そこに電子が 1 個入ってくるとラジカルの性質が片方だけ消され、そのかわりもう一方のラジカルの性質が強くなり、弱酸性で解離してアニオンになります。
これがスーパーオキシドアニオンラジカル(O-2 ・)で、単にスーパーオキシドと称されます。
その中でも「ラジカル(活性化)な」酸素に「ヒドロキシルラジカル=OH」は酸素に比べて100倍の酸化力を持ちDNAを直接酸化し、ダメージを与えます。
このOHにたいして一番に反応を起こしてOHを無害化するのが水素分子です。
結果はH₂Oに変換するので最も安全な抗酸化作用と言えます。
さらに、水素分子は分子量が小さいため、脂溶性。水溶性でも存在が可能です
拡散速度も速いために、細胞膜を通過して細胞内の核や活性酸素種の
発生源であるミトコンドリアに到達して抗酸化作用を示します。
この素晴らしい働きが他の原子核を持つ分子には持ち合わせない
水素という最小原子核の分子故に可能な働きなのです。
と言うわけで、水素って本当に働き者…
働きやすい状態で体内に取り込んであげれば上げるほど
体内で起るストレス性(酸化)作用からの細胞炎症はほとんど「さようなら~」
出来ます。
以前、私が糖化度テストを受けに行ったルークスクリニックで
院長の城谷先生に日々の活性酸素除去はどうされているんですか?
とお聞きすると、直接キレート点滴なんかしています、とのこと
さすが、ドクター…一般では早々、キレート点滴まではいけません。
ですが、一番に取り込みたい水素…
脂溶性でも水溶性でも…直接取り込みたいものです
私はこれですが…
空気、水が水素飽和度が高ければ高いほど直接的な結果が現れるようです。
(酸素と反応して爆発する際の水素濃度は4.7%、大気との反応では4.0%
通常使用の水素ガスは濃度1~2%のため、爆発の危険はありません。)
次回はどんな症状が取り除かれるのかを取り上げます。
「OH」はなるべく避けたい存在と認識してくださいね。(^^)