遺伝子を活かす方法について

親を超える遺伝子とは

不思議な事ですが、

遺伝子が無ければ「私」の肉体は

この世に存在していません。

つまり、親がいなければです。

どんな親でも、お腹に子供が出来たとき、

とんでもない驚きと

出産までのプロセスとで、

とんでもない、不安を覚えると思います。

だって、

何一つ

どこ一つ、

形成され、

成長するプロセスに手を出せないのです。

子宮内でたった一つ

【胎盤】へつながるへその緒を通じて

肉体形成の材料になる栄養を

送ることしか出来ないのです。

自分の身体だけなら、

なにを食べて、

なにを飲んでもかまわないけれど

妊娠して出産を決めた時から、

飲んだり、

食べたりするものに向ける意識が

変り始めます。

親とは理不尽な役割で、

生まれてくる子供の肉体上の全責任を

意識的に負ってしまいます。

そして最後は

「五体満足に生まれてきてくれさえすれば」

という訳の分らない祈りの境地に到達します。

私の母だって、

きっと貴方のお母さんだって

皆同じ思いだったと思います。

その、親がどうしても責任を

感じてしまう要素には「遺伝」があります。

お母ちゃん似? イヤ、お父ちゃん似?

はたまた

隔世遺伝でおばあちゃんに似てるよね…とか

しかも生まれたときは

誰にも似ていないように思うのに、

ある年齢が来ると俄然、

お父さんにそっくりになってきた…とか、

子供が中高年にさしかかる頃には

年老いた親とほぼうり二つの顔になってきたとか…

健康診断でお母さんがかかった病気と

同じ兆候が出ちゃった…とか

もう、そりゃ、判で押したように

コピーされているのです。

それが、親から受け継いだ遺伝の情報を

上書き保存した結果です。

でも、その頂き物、中には全くの迷惑な

頂き物が紛れ込みます。

それを無かったことにするのが

エピジェネティクスという考え方です。

エピジェネティックス

(後天的な遺伝子制御の変化)と

言われていますが、

世界共通の定義は

未だされていないようです。

ここで、私は、

師であるDr.JonesとDr.Accursoの提唱する

遺伝子のスイッチ切り替え ON  or OFF に

フォーカスして行きたいと思います。

遺伝子は当然形質的な情報を

形成(表現)形に表れる

と言うところに大きな影響を持っています。

それがあって形になる部分です。

でも、それが実は最初だけであって、

毎日生きている間に変化し

どの遺伝コードを使用して

形を再生するのかは、

よりよいものを使用したいというのが

生物の基本原則にあると言うことを

忘れてはならないと思っています。

では、この後、私が上記の師達から

教えを受けたエピジェネティックスの基礎を

書いていくことにしたいと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする