基準の怖さ

2019年2月 のトピックス

このトピックスはもう、3ヶ月も前の記事ですが、私は、この日まで知りませんでした。

OECD:Organisation for Economic Cooperation and Development経済協力開発機構からの注文

part1:

1:日本人は健康診断を受ける機械が多いが、本当の費用にみあう効果的

なモノなのか?項目や頻度を削減する余地は無いのか見直すべきだ

2:日本でまだ喫煙率が高いことや女性の飲酒量が増えている。

健診に偏ること無く病気予防のための包括的な政策をとるべきだ。

3:むだな検査や不要なX線被ばくなどが生じている可能性がある。

4:健診を提供する側、お金を出す立場、受ける人も含めて必要性を

検討すべき。

早期発見という前に、1次予防に対する取り組みを強化すべきとまで踏み込まれています。

さらに

part2:

1:ガン検診は年齢や頻度、方法が自治体や職場の間で統一感がない。

国の指針に従い一律に実施、登録して検査の質を向上させるべき。

2:無職やパートタイムの人の健康管理が見過ごされがちだ。

3:男性の喫煙率が30%とOECDの平均より高い。女性の飲酒量の増加

傾向、たばこ規制や屋内禁煙の強化酒を販売できる場所や時間帯の制限

などの対策を取るべきだ。

ここまで、言われています。

例えば世界のメタボ健診は基準が設定されています。

先ずはご存じのBMI値

BMI=体重×身長(m)×身長(m)が 30以上で太りすぎ

メタボリックシンドロームの基準となるサイズ測定では、

腹囲

では無くウエストサイズ

  ⇓

男性:85cm

女性:80cm

この基準値の違いがなにをもたらすのか?

日本では、健康診断を受けると、ある程度の年齢がきた時点で、

私たちは何がしかの「危険をはらんでいますよ」と宣告を受け始めます。

これをよくよく考えると何かおかしな感じがします。

私たちは基本、ひとりひとり違います、環境も文化も習慣も違います。

それでも、その基準って当てはめても良いのでしょうか?

勿論、当てはめて良い部分もありますし、本当にそれは必要な健診なのか?再度必要な検査なのかを検討してみてもいい部分もあるのでは無いのか?

そういう客観性が一番大切なように感じました。

基準値ってどうやって決まるのか?

この基準の取られ方の仕組みをしると正直怖くなります。

この基準の取り方が私たちに投薬を必要とするか?

医学的な処置を必要とするかの基準となるからです。

ご存じでしたか?基準値の作られ方、

7000人のデータを平均して、この辺りからこの辺りが真ん中で、血色や様々な要素で真ん中を絞っていきます。

数学の統計基準を取るのと同じ手法を使います。

つまり、本当に細胞が健康かどうかは関係なく、真ん中の基準値が健康基準値として採用されます、あくまで分母は7000人でも10万人でも同じです。

これって、いかがですか?

年金問題と同じ基準値の取り方です、危ない感じがしませんか?

危ないかもって観じたら、一度ファティーグチェックをお勧めしておきます。(^^)

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