20世紀の研究が、
一般の社会に情報として降りて来るまでに、多分、後20年かかるかも知れません。
カール・ユングは晩年、「易学」に出会い、亡くなるまで、追求し続けたとあります。
それは、何がそうさせたのか?
彼は、西洋的なアングル(全知全能の神の僕としての人間「原罪をしょっている」)
から、全ての物事を観察し、考証し、その仮説に対する当てはまるような事例を
ピックアップし、一つの論拠としていくプロセスを辿って来たからです。
では「東洋のアングル」とは?
全なるものの一部=ONE から分岐した「個」をある一面としてとらえる、
仮定は無く、ありのままをまずそのまま受け止める。
その事象に何らかのルールが存在するのかを多角的にエビデンスを集積する
という姿勢です。
それは、一つのフィルターが全てとすると、進化した「意識」のレイヤーを
定義出来なくなるからです。
東洋の自然に定義出来る「ルール」を持つと、彼の過去の研究のどこか
破綻しかけていた意識や精神、魂というレベルを簡単に
一本の串刺しに出来るという醍醐味ももたらします。
そんな、ユングの事実を知っている精神分析学のプロはどのくらいいるのか?
もしかしてその事実を知らずに大学の心理学を修め、
臨床の現場に挑んでいるかも知れません。
既存の価値観で物事を見ると受け入れられない事象が今後
ますます、この社会に「オープン」になります。
それは、人間存在そのもの、細胞、信仰、意識、化学、生物学
数学、物理学、言語、歴史、医療、音楽…それはもう、
区別がつかないほどになります。
では、どうその状況を波乗りしていくのか?
少しづつで良いです、新しい先端科学の情報を引き寄せておくことも
一つの手法です。
自分はこの分野で専門家になると言い切ってしまう
「力強さ」も必要です、が、
また、分野をまたぐと「限定性」を外すは恐怖もありますが
自由度も可能性も格段に高まります。
私は少し、自分を探求する時間も必要だろうな…と
感じつつ、
皆さんの参考までに。
この、「電気的宇宙論」は前回、生体磁場受講の方には
概論を一部お伝えしています(^^)